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  • 四季折々の美しさに包まれ
    訪れる人々の心を癒す
    塩場山 長松寺
    (臨済宗・大徳寺派)
2024.08.04
寺院紹介
妙典樹木葬墓地

四季折々の美しさに包まれ
訪れる人々の心を癒す
塩場山 長松寺
(臨済宗・大徳寺派)

山号を塩場山(エンジョウザン)、その名が伝える通り、元々この辺りは塩場であり、江戸時代に製塩業で働く多くの人々に信仰され、行徳ならではの歴史を感じることができる寺院です。京都紫野大徳寺の末寺で、渓山和尚により天文年間(1532-1555年)に開山されました。正確な年は不明ですが、渓山和尚の寂年(仏道の修行により、生死を超越した悟りの境地に入った年)が天文二十三年(1554年)であることから、それ以前の開山であることがうかがえます。開基は小田原北条家家臣・松原淡路守重之です。松原淡路守重之は千葉県市川市行徳・大和田・平田あたりまでの領主でした。

境内にはご本尊である薬師如来が祀られていますが、葛飾誌略によりますと、聖徳太子が作られたという記述が残っています。山門を抜けると参道に沿って石仏が置かれ、正面に六面六地蔵の石柱があります。山門が長松寺の鬼門にあたるため、厄除けとしてこの六面六地蔵が建てられているそうです。
行徳札所三十三ヶ寺の三番であり、その歴史はとても古く、元禄三年(1690年)から巡礼されていました。生前の罪業によって地獄へ送られる者があまりにも多いことから、日本にある三十三箇所の霊場を巡れば、滅罪の功徳があると、極楽浄土への道を示す巡礼だと信仰を集めていました。現在、長松寺に歴史的な資料は残されていませんが、英国スコットランド王立博物館に、長松寺より流出した鋳物の仏像が収蔵されていることがわかりました。

 

緑豊かで、四季折々の花木が彩る長松寺で癒されてみませんか。

 

  

 

 

【山号】塩場山

【寺号】長松寺

【宗派】臨済宗 大徳寺派

 

 

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