夏空の下、佐野「心花(このか)の里」樹木葬墓地では、
今年新たに紫陽花(あじさい)を植栽いたしました。
土に根を下ろしたばかりの紫陽花たちは、これから少しずつ時を重ね、
この地に馴染みながら美しく成長していくことでしょう。
強い日差しを和らげるため、
一角には簾(すだれ)の日よけも設置いたしました。
自然素材の素朴な佇まいが、
紫陽花にも訪れる方にも、やさしい涼を届けてくれています。
セミの鳴き声に包まれるなか、風鈴が風に揺れて、
夏の空気にささやかな涼やかさを添えています。
ご住職からは「たくさんの紫陽花が咲くことを楽しみにしています」とのお言葉とともに、
お写真をご提供いただきました。
この地が、折々の季節のうつろいとともに心をほどき、
自然と共にある安らぎの場となりますように。
皆さまが故人と静かに向き合う大切なひとときを、
穏やかにお過ごしいただければ幸いです。