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    日蓮聖人の教えで心を癒す
    平作山 大光寺
    (日蓮宗)
2024.08.19
寺院紹介
横須賀衣笠樹木葬墓地

震災復興に力を尽くし
日蓮聖人の教えで心を癒す
平作山 大光寺
(日蓮宗)

日蓮宗の古、大光寺は、元亨元年(1321年)11月1日に、真言宗から法華宗(現日蓮宗)に改宗したと伝えられ、数世代にわたって信仰の灯を守ってきた歴史を誇ります。開山の摩一院日印上人は、日朗聖人の直弟子である六老僧(本弟子の六人)之一で、日蓮聖人の教えを深く理解し広めた偉大な師です。その教えを受け、金谷山大明寺の末寺32ヶ寺のうち5ヶ寺が評定寺として位置付けられ、、信仰の拠点として位置付けられ、横須賀五山の一翼を担っています。

久遠実成釈迦牟尼佛を本尊としてお祀りし、妙法蓮華経(法華経)の教えを説いています。妙法蓮華経(法華経)は、仏教の中でも特に深い智慧と慈悲の教えを含む経典です。その尊さは、次の三つの側面に集約されます。

一つ目に「全ての生命が持つ仏性」です。法華経は、すべての生きとし生けるものが内に仏性を持ち、全てが仏となる可能性を秘めていると教えます。この教えは、個々の生命の尊厳を深く理解し、誰もが成仏できると信じる希望と励ましを与えてくれます。

次に、「普遍的な救済」の教えです。法華経は、特定の人々だけでなく、すべての人々に対して平等に救済の道を示します。この普遍的なメッセージは、社会的地位や背景に関わらず、全ての人が共に救われるべきであるという深い信念を示しています。

最後に、「教えの一貫性と永続性」が挙げられます。法華経は、過去・現在・未来にわたって変わることのない真理を説き、時代や文化を超えて不変の価値を提供します。その教えは、どの時代においても心に響き、道を示してくれる普遍的な智慧を持っています。法華経の教えは、私たちに深い理解と心の平和をもたらし、真の幸福への道を指し示しています。その尊さは、すべての生命が内なる光を持ち、共に支え合いながら歩むべき道を照らすものです。

 

また、大光寺の瀧川真弘ご住職は、震災復興支援活動に情熱を注ぎ、尽力していらっしゃいます。東日本大震災や能登半島地震の発生後、現地の人々の心に寄り添いながら、忌慰霊行脚や追悼法要を通じて、多くの犠牲者の魂を慰め、追悼の意を示すと共に、復興への希望を込めた活動を続けており、また、海回向や行脚を通じて、震災の記憶を風化させることなく、地域社会と共に歩み続けることの重要性を訴えていらっしゃいます。

毎年、大光寺本堂でチャリティーコンサートを開催され、素晴らしい音楽を通じて地域社会とつながり、義援金を集め被災地に寄付していらっしゃいます。コンサートは、多くの人々に感動を与え、復興への一助となっています。ご住職の活動は、心の絆を深め、希望を育む力強いメッセージを発信し続けています。地域の方々との連携を大切にしながら、困難な時期にこそ、共に手を取り合い、前進する力を呼びかけるご住職の姿勢に、多くの方々が心を打たれています。

 

 

  

 

   

 

 

日蓮宗の深い智慧と慈悲を感じながら、日々の喧騒を離れ、心の静寂を取り戻すための時間を過ごしてみませんか。どうぞ、心に響くその一瞬を体験しにいらしてください。

 

 

【山号】平作山

【寺号】大光寺

【宗派】日蓮宗

 

 

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